有馬かれん

有馬かれん

ギャラリーライアー

美術品のギャラリー経営をしているかれん。めったにお客さんも来ないが、ある日、一人の客が訪れ、売り物ではない織物作品に興味を示した。祖父がフィリピンに行った時に買ってきた巨大な織物。そんな値打ちもわからないものに、3000万円も払うというのだ。かれんは迷いながらも承諾する。